ホテル予約サイトなどの口コミはあてになるか?

ホテルの良し悪しを決める判断材料の1つといて、口コミサイトというのがあります。

楽天トラベルじゃらんなどは、お客様のコメントなどと称して口コミがかかれています。TripAdvisor (トリップアドバイザー)旅行口コミサイトTrip Advisor トリップアドバイザー宿らんも有名なホテルの口コミサイトです。

口コミサイトでは実際に宿泊した人がその感想を書くので、ホテルのサイトや楽天、じゃらんなどの予約サイトではわからない客側の視点を知ることができます。多くの人がホテルを予約する際に、その口コミを見ると思いますが、その信頼性はどれくらいのものなのでしょうか?

100%の信頼性はない。虚偽の情報も多いため、信頼度は50%

はじめに結論を言うと、どの口コミサイトであっても100%信頼できる口コミはありません。100%はおろか、せいぜい50%の信頼度でしょう。

というのも、口コミサイトは虚偽の情報を簡単に書けてしまうからです。楽天やじゃらんは実際に利用した宿泊者しか書けませんが、トリップアドバイザーや宿らんは、誰でも登録すれば書けてしまうサイトです。後者についてはいうまでもなく、実際に宿泊していないのに、「親切な対応でよかった」とか、「エアコンが壊れていて寒くて眠れなかった」など簡単にかけてしまうからです。前者に関しても、実際には良かったのに最悪だったと全く正反対のことが書けてしまいます。

これでは全く信頼できるに値しませんよね?しかし、全てが嘘の情報ではなく、中にはちゃんと宿泊した感想も書かれています。このほか、ホテル側がコメントを承認できる制度を設けていたり、悪い情報は意図的に遮断してしまうようなサイトもあります。やりたい放題じゃないかって話ですが、それゆえに口コミは半分信用できて半分信用できないということです。

さらには、投稿者の主観によるところも影響します。投稿者が神経質な人であれば、細かいところまで指摘しますが、大雑把な人で汚れも気にしない、エアコンが壊れていても気にしないという人であれば、快適に宿泊できたといってよい評価を付けるでしょう。

つまりまとめると、口コミサイトも様々な問題があり、口コミを完全に鵜のみにしない方が良いということです。口コミをそのまま信頼して、実際宿泊したら口コミとは全然違って最悪だったというケースもざらにあります。




大手口コミサイトの特徴

楽天トラベル口コミ楽天トラベルの口コミ

楽天の口コミは、書き込み後3か月はそのまま掲載できますが、3か月を経過すると宿側が削除できるようになります。そのため、古い口コミになると悪い口コミだけ削除されることがあります。

何かしら問題のあるホテルであれば、直近3か月は悪い情報が掲載されている一方で、それより古い評価は良い評価しか残っていないということが起こりえます。ホテル側が削除したかどうかは定かではなく、昔はサービスが良かったが、最近は質が悪くなったケースもあるので、つまり直近3か月以前の口コミはあてにならないということでもあります。

 

じゃらんの口コミについて

じゃらんの口コミは、掲載前に事前の審査があります。つまりここで悪い評価のコメントは投稿されない可能性があるということになります。さらに、審査側がコメントを修正することもあるそうで、自分の意図しない形で口コミが投稿されることもあります。

また、宿側からの削除の要請もできるそうですが、これにも審査が入るようです。宿側に不利益な評価が宿側の都合で削除されるというケースはないと思いますが、いくら事実を書いた口コミでも、審査側が不適切と判断したコメントは掲載されないため、完全に信頼性があるわけではないです。とはいえ、楽天の口コミに比べれば信頼性は高いでしょう。


トリップアドバイザーの口コミについて
トリップアドバイザーの口コミについてトリップアドバイザーの口コミについて

トリップアドバイザーは旅行の口コミ専門のサイトです。ホテル以外にも観光地などに対する口コミも書くことができます。ホテルの口コミに関して限定すれば、傾向として会員登録している人の多くは旅行好きな人、もしくは旅慣れた人が多い傾向にあり、一方で楽天やじゃらんは宿泊さえすれば誰でもかけてしまうため、旅行慣れていない旅行初心者が多いといわれています。その点を考慮すると、ある程度旅慣れた人達がちゃんとした口コミを書くということで、信頼性も素人が書くよりは高い言われています。

悪い書き込みについては、楽天やじゃらんでは書けないようなこともしっかり書かれていることが多いです。ホテル側が見ることはできますが、誰が書いたのは特定できないから、悪い部分も書きやすいのでしょう。削除されるということは余程のことがない限りないので、時間が経過したら消されてしまう楽天と比べて、ホテルの悪い部分についてよく知ることができるでしょう。

また傾向として、トリップアドバイザーは、1行だけで終わるような口コミはなく、比較的長い文章で内容のある口コミを書く人が多い傾向もあります。もっとも文字数の制限があり、短い文章が書けないようになっているので長い文章を書かざるを得ないということもあるのですが…。

ただし、登録すれば誰でもかけてしまうため、でたらめな情報やサクラによる口コミも少なくないのが現状です。

JAL・ANAのマイレージがもらえる特典あり。
トリップアドバイザーでは、書き込みをするごとにJALやANAのマイレージがもらえるメリットがあります。もらえるといっても1つの口コミに対してもらえる額は微々たるものですが、飛行機を利用する人にとってはありがたい制度だと思います。

しかし、マイレージ欲しさに、嘘の口コミを投稿する人を増やしているのも事実であり、むしろこれがサイトの信頼性を低下させているものではないかと言われています。

結局口コミサイトはどのように利用したらいいの?

口コミサイトに対する信頼度は50%ということを書きましたが、ではどのように口コミサイトを利用したらよいのでしょうか?口コミサイトを利用する上で意識しておくべき点をいくつか書いていきます。

良い口コミはあまり重視しない、注目すべきは悪い口コミ

口コミの大部分は良い評価の口コミで、似たような書き込みが多いです。そのような書き込みは簡単に流す程度にしておき、注目すべきは悪い口コミです。悪い口コミの方が抽象的ではなく、より細かい点を指摘しているため、信憑性が高いからです。良い口コミはあまりに多すぎる場合、それ自体がサクラ(ホテルの評価をあげるために書き込んでいる人たち)の口コミの可能性があります。

悪い書き込みの多さ、全くないか?多いか?

悪い口コミの数についても注意しておく必要があります。悪い書き込みがあまりにも多すぎるホテルは問題が多いのでもちろん論外です。

しかし、楽天やじゃらんの口コミにおいては、良い書き込みだけというのも問題があります。楽天では時間がたつとホテル側が悪い口コミを消してしまうことがあるので、逆に不自然だからです。じゃらんでも楽天でも、ホテル側が閲覧でき管理できるので、悪い口コミを書きにくくなるから必然的に悪い書き込みが少なくなるということもあります。

どのようなホテルでも必ず悪い口コミを書く人はいるので、むしろある程度悪い口コミがある方が、普通のホテルだといえるでしょう。

口コミに対する返信

口コミにはホテル側から返信ができます。良い口コミであれ悪い口コミであれ、ホテルがちゃんとした返信をしていれば、そのホテルは信頼性があるといえるでしょう。

口コミの文章をよく読む

もう1つは、口コミの内容にも目を通すことです。良い口コミは流し読みでも良いという点と矛盾しますが、良い口コミでも何度も読んでいれば、共通点があるはずですからそこは目を通すべきです。たとえば多くの人が温泉施設が良かったと書いていれば温泉施設が良いということは間違いないでしょう。

複数の口コミを見る。

より多くの口コミに目を通すことも重要です。悪い口コミ、良い口コミでもイレギュラーなケースもあるからです。たまたま、その時のホテルの対応が悪かったとか、他の人は悪いと書いているけど自分の場合は特に問題なくて良かったというケースがあるからです。

前述したように多くの口コミに触れていけば、共通点も見つかるのでそのホテルがどんなところなのか大まかに知ることができますし、総合的な判断が可能になります。

まとめ

以上のような形でただ口コミを読むのではなく、多くの口コミや返信に目を通し、そのうえで総合的に判断することが口コミサイトを利用する上では重要です。

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